「OpenseaでのNFTの買い方を知りたい」
最近NFTが気になり、買い方を知りたい方も多いと思います。
この記事では「NFTを購入してみたいけどちゃんとできるか不安」という方に向けて、Openseaで安全にNFTを購入する方法を紹介します。
この記事は米国株と仮想通貨を中心に投資歴12年、NFTや仮想通貨を分かりやすく発信するりくひろ( @RIKUHIRO7 )が書いています。
おかげさまでTwitterフォロワーは9,000名になりました。
NFT購入時の3つの注意点
NFTを購入する上での注意点は以下の3つです。
これからご紹介する「OpenseaでのNFTの買い方」と合わせて、この3つのポイントに注意して安全な取引をしていきましょう。
・詐欺NFT商品には要注意
・NFTの価格変動は想定より大きい
OpenseaでのNFTの買い方
ここからは、OpenseaでのNFTの買い方を具体的に解説していきます。
OpenseaでNFTを購入する全体像
NFT購入に必要なのは仮想通貨取引所・ウオレット・マーケットの3つです。
仮想通貨取引所からウオレットに一度資金を移してから、NFTマーケットであるOpenseaでNFTを購入していきます。

NFTを購入するための手順
今回はこちらの5ステップで、OpenseaでのNFTの買い方を丁寧に解説していきます!
- Step1仮想通貨取引所で仮想通貨を手に入れるまずはここから!
- Step2ウオレットを作成する5分でできる!
- Step3仮想通貨取引口座からウォレットに入金する慎重に!
- Step4マーケットプレイスに登録してウオレットを紐づけるOpenseaは操作も簡単!
- Step5NFTアートを探し購入する一番楽しいところ!
OpenseaでNFTを購入してみよう!
1. 仮想通貨取引所で仮想通貨を手に入れる
NFTを始めるには、まずは仮想通貨の口座開設が必要になります。
申請は簡単ですが、審査に少し時間がかかるので先にやってしまいましょう!
口座を作るなら、シンプルで日本円で簡単に仮想通貨を買えるCoinCheckがオススメです。
今回はNFTを購入するマーケットにOpenseaを使います。
Openseaで取引するには、仮想通貨が必要になります。
Openseaを使う方はイーサリアムを購入するのがオススメです。
2. ウオレットを作成する
次にウオレットを作成していきます。こちらでは汎用性の最も高いMetaMask(メタマスク)を使っていきます。
こちらの記事で丁寧に画像付きで解説していますので、ご参考にしてみてください。
3. 仮想通貨取引口座からウォレットに入金する
仮想通貨取引所で仮想通貨を手にいれてウオレットも出来たら、仮想通貨取引口座からウオレットへ仮想通貨を移します。
初めは小額で試して、うまくいったらまとめて移していきましょう。仮にウオレットのアドレスを間違えたりすると、そのお金は永久に返ってきませんので慎重に進めましょう。
4. Openseaに登録してウオレットを紐づける
偽マーケットにはくれぐれも注意
そもそも偽のマーケットで購入してしまうリスクがあるので注意してください。
どんなに慎重に商品を選んでも、偽物のお店で購入したら意味がありません。
偽のマーケットは中身が本物そっくりに作られているだけでなく、Google検索で上位表示されます。
ちなみにこれはマーケットのwebサイトリンクに限った話ではなく、仮想通貨に関連するwebサイト全般的に注意が必要です。
Openseaでの登録手順
NFTを買うなら、まずは世界最大のNFTマーケットであるOpenseaで購入しましょう。
そしてOpenseaを開くときは、信頼性の高いソースを使い、Google検索はしないことを強くオススメします。
ウオレットに仮想通貨は入りましたか?
次はNFTを購入するために、マーケットプレイスに登録していきます。
このサイトのリンクが怖い方は、別の信頼できるリンクからアクセスしてみてください。
右上にあるマークをクリックし、Metamaskを選択します。

こちらの画面になったら「Sign In」をクリックします。

自分のアカウントが表示されMetaMaskとOpenseaを接続していいか聞かれているので、「次へ」をクリック。

最後にアカウントの設定です。UsernameとEmailアドレスを記入してください。
(Bioのところは空欄でも大丈夫です)

完了すると登録したアドレス宛にメールが届くため、なかに記載されている「VERIFY MY EMAIL」をクリックすると、メールによる認証が完了します。
ここまででNFTを購入する準備が完了しました!
5. NFTアートを探し購入する
あとは気に入ったNFTをOpenseaから選んで購入していくだけです。
詐欺NFT商品には要注意
残念ながら正規のマーケットの中にも、詐欺NFTは流通しています。
代表的な例は以下の通りです。
- 著作権を侵害している
- アーティストのなりすまし
- NFTの偽造
OpensesaでNFTを探す
では実際に、購入するNFTをOpensea探してみましょう!
Openseaでの基本的な探し方は2つあります。
どちらかの方法で、気に入ったNFTを探してみてください。
- 知っているNFTがあれば検索窓から絞り込み
- ランキングから絞り込み

慣れてきたら、取引可能な通貨、カテゴリごとの絞り込みなどもやってみましょう。
今回は、特定のクリエイターのNFTが複数並ぶ「コレクション」から購入していきます。
サンプルとして、こちらのNFTを見てみます。
それぞれの項目の意味は以下の通りです。
- Items:登録されているアイテムの数
- Owners:所有者の数
- Floor Price:最低価格
- Volume Traded:これまでの取引額
次に、出品者は信頼できるのか、どんなコンセプトのNFTなのかを知るためにTwitterのアカウント、そしてこのコレクションの説明を読んでみましょう。

少し下に行って、Activityの項目を見てみましょう。
ここでは、このコレクションの取引の価格の推移を見ることができます。

Openseaで購入するNFTを選ぶ
Openseaでの買い方には提示価格で購入する方法と、オークションで購入する方法があります。
今回はシンプルに提示価格の方法を解説していきます。
こちらの画面で、左側にあるフィルタで「Buy Now」を選択していきます。

こちらのスクリーンには、このNFTの情報がたくさん載っています。
出来るだけ安全に購入する上で、見るべきポイントを解説していきます。

画面右側にはListing(日本語ではリスト)というメニューがあると思います。
こちらは、出品者がリストした価格を見ることができます。
ここでリスト価格が下がり続けている場合には、少し注意して見ていった方が良いかもしれません。

過去の取引や所有者が見れるのもNFTの特徴です。
複数の所有者がいる場合は、購入した価格と販売した価格を見ていくとこのNFTの価格の推移を読み取ることができます。

OpenseaでNFTを購入する
購入しても良いと思えるNFTが見つかれば、あとはシンプルです。
「Buy now」をクリックします。

続いて「Confirm checkout」をクリックすれば、購入は完了です。

これであなたのアカウントには、今購入したNFTが反映されているはずです。
今回お話した通り、NFTを始めるには、まずは仮想通貨の口座開設が必要になります。
申請は簡単ですが、審査に少し時間がかかるので先にやってしまいましょう!
口座を作るなら、シンプルで日本円で簡単に仮想通貨を買えるCoinCheckがオススメです。
NFTの価格変動には気をつける
NFTの価格はまだまだ安定していません。
売り手も買い手も、NFTをいくらで取引することが適正か分からないためです。
例えば、最も人気のあるNFTの価格が2020年の間に約2000%急上昇しました。
数ドルで販売されていた作品が、今では数百万円で販売されていることも珍しくありません。
もちろん、その逆のパターンもあります。
中には人気のように見せかけて、ウォッシュトレーディング(誰かが複数の口座を開設して、自分の口座間で取引することで資産の価格を人為的に引き上げる)をして価格を操作している場合もあります。
自分が購入したNFTの価格が購入後に急に下がってしまうリスクも当然ありえます。
世界でも注目されるNFT購入の流れ
NFTは2021年に大きな社会現象を起こしました。
一見するとただのドット絵のNFTが10億円以上で取引されたニュースや、小学生の描いたNFTアートが380万円で落札されたニュースをご覧になってNFTを知った方も多いかと思います。
2021年はNFTという言葉が日本でも多く聞かれた年になりましたが、その勢いは2022年も続きそうです。
さらに、アフリカ・ケニア最大級のスラム街「キベラ」出身プロゲーマーが作成したNFTが400万円で取引されました。
貧困地域であっても新しいビジネスチャンスの形が示されたことで、社会的にも非常に意味のある市場として注目されています。
2021年に入り、NFT市場は対前年で50倍という驚異的な成長を遂げ、1.5兆円の市場になったと言われています。
もっと詳しくNFTを知りたい方は、こちらの記事もご参考にしてみてください!