この記事では、最近話題のNFTを初心者向けに分かりやすく解説します。
そんな方から、NFTの始め方や収益の上げ方まで知りたい方に向けてNFTをご紹介します!
NFTについてはこちらのKindle本にもまとめているので、ぜひご覧ください。
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NFTとは唯一無二の存在のデジタルデータであり、資産としての価値を持っています。
そして唯一無二だからこそ、他にはない特徴があります。

「デジタルデータに価値なんてつくの?」と思われるかも知れません。
しかし最近ではイギリスのオークションでNFT作品が75億円で落札されたことが話題になりました。
また、グッチ、ナイキやアディダスといった海外の大手企業も本気でNFT市場に参戦したりと注目の分野です。
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NFTを始めたい方には、こちらの記事もオススメです。
NFTの始め方をカンタンに知りたい。 こんなお悩みにお答えします。 不安妻NFTに興味あるけど、何から始めたらいいか分からない… […]
NFTとは?

NFTとは簡単に言うと?
これまでのデジタルデータはコピーが簡単にできてしまうという問題点がありました。
これに対してNFTは、ブロックチェーン技術を使って「この世にたったひとつしかないもの」としての希少性を担保することができるデジタルデータです。
ちなみにNFTは「Non-Fungible-Token」の略称で、非代替性トークンと訳されています。
NFTの3つのメリット
NFTの概要がわかったところで、NFTで何ができるのか、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
NFTの3つのメリット
- NFTはデジタルデータを「唯一無二のもの」として証明し価値をつけられる
- NFTは個人同士でデジタルデータを売買できる
- NFTを使えばアーティストの収益モデルの新しい形ができる
順番にみていきましょう。

メリット1:NFTはデジタルデータを「唯一無二のもの」として価値をつけられる
NFTは複製や偽造ができないデジタルデータです。
なぜかというと、ブロックチェーン上に誰が所有しているのかを記録できるからです。
ブロックチェーンに情報を記録すると、皆んなでその情報の正しさを相互にチェックすることができます。
メリット2:NFTは個人同士でデジタルデータを売買できる
「唯一無二のもの」であるからこそ、デジタルデータであっても信頼できます。
例えばブランド品を個人間で売買するケースを想像してください。
本物かどうか見分けるにはそれなりにブランド品に詳しくなければいけません。
一方のNFTは、デジタルデータの情報をたどれば、誰でも本物かどうか見分けることができます。
メリット3:NFTを使えばクリエイターの収益モデルの新しい形ができる
NFTの特徴を使って生まれるメリットとしては、クリエイターの利益が守られる点があります。
もう少し具体的に説明します。
2時流通時の収益が画期的
これまでクリエイターが得られる利益は自分が販売した時のみでした。
後に自分の作品が世の中で評価され価格が上がったとしても、クリエイターに利益が入る仕組みになっていませんでした。
一方でNFTでは、NFTを買った人がさらに別の人に販売する2次流通が発生した時にもクリエイターに収益が発生するように設定することができます。
なぜならNFTは、スマートコントラクトと呼ばれる”契約を自動化する仕組み”を利用できるからです。
クリエイターはNFTのこの仕組みを使って、自分の作品からの利益を永続的に享受することもできるようになります。
これが実現できる点がアーティストにとっては革命的なのです。
その基盤となっているのがNFTに使われるイーサリアムなどのブロックチェーン技術であり、スマートコントラクトなのです。
メリット4:スポーツやアートの分野でファンとの関係構築に役立つ
NFTは単に保有するだけでなく、スポーツチームやアーティストに欠かせないファンとの関係構築にも役立ちます。
例えば、NFT技術を使えば、NFTを持っているファンだけが参加できる限定コミュニティが作れます。
またNFTを使えば、ファンが意思決定に参加できる参加権の発行なども可能になります。
NFTで収益をあげる方法
このようにメリットがたくさんあるNFTですが、実際どうやって収益をあげることができるのでしょうか?
副業や投資に興味がある方なら気になるところですよね!
ここではNFTで収益をあげる方法について、4つご紹介します。

NFTアートを購入し、高値で販売して差益で収益をあげる
まずは一番始めやすい方法をご紹介します。
簡単に言ってしまえば、NFTアートに投資することです。
1万円でNFTを購入し、2万円で販売すれば1万円が手元に残ります(正確には手数料などがかかります)。
実際に、2年前には数万円で購入できた作品が、今では数千万円というケースもNFTの世界では稀ではありません。
将来値上がりしそうなNFTを見つけて購入することができれば、高値で転売することで大きなリターンが得られる可能性があります。
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NFTを購入するためには、まず仮想通貨を手に入れましょう。
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自分で作ったNFT作品を販売して収益をあげる
もしあなたが作品を生み出す力があれば、自分で作成したNFTを販売して収益をあげることができます。
例えば絵を描くことが得意なら、その絵をデジタルアートとして販売することができます。
NFTを出品する方法はこちらをご参考にどうぞ!
「みんなNFTってどうやって始めてるの?」 NFTの盛り上がりを見て、そう思っている方も多いのではないでしょうか。 今回はNFTをOpenseaで出品して販売する方法について詳[…]
NFTを販売する上で重要なこと
ただし、NFT自体はあくまでもデジタルデータであるため、現物として顧客に触ってもらうことが出来ません。
またNFTの中にはその希少性やストーリーに価値がつく商品もあり、必ずしも商品の見た目が販売に繋がるとは限りません。
その意味ではNFTを売るためには顧客に買ってもらうための訴求、マーケティングが非常に重要です。
マーケティングが得意な方ならクリエイターの方とビジネス上のパートナーとなり、NFTアートをマーケティングすることで収益をあげる方法もあります。
自分の特技を活かす方法を見つけられれば、NFTを販売する上で自分の仕事を作ることができます。
NFTに関連する仮想通貨に投資して収益をあげる
3つ目はNFTに関連した仮想通貨に投資して収益をあげる方法です。
現在、NFT市場ではさまざまな新しいサービスが生み出されています。
NFT自体に投資する以外にも、新しいサービスに関連する仮想通貨を今のうちに購入し、将来大きく値上がりすることに期待するのも1つの方法です。
NFTゲームをして収益をあげる
“Play-to-Earn”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
簡単に言うと、ゲームをすることでプレイヤーが現実世界で収益をあげることができる仕組みです。
ゲーム内で獲得したアイテムやキャラクターや通貨は、現実世界で売買することができます。
NFTゲームとして有名なのは、Axie Infinityです。
1日あたりのユーザー数が280万人を超え、総取引量は38億ドルにもなります。
すでに海外ではAxie Infinityを本業としている人や、フィリピンやインドネシアのような新興国のプレイヤーも大金を稼ぐために参入し大きなブームになっています。
これまでゲームをすることは趣味であり、プレイヤーの時間と交換に楽しむものでした。
一方で、NFTとの連携によってゲームは収益をあげる手段の一つとなりました。
いまさらNFTを始めるのは遅い?
NFTは2021年に大きなブームが訪れ、市場が最盛期を迎えたと言う人もいます。
では、これからNFTを始めるのは遅いのでしょうか?
結論:NFTは始まったばかりでこれからの市場
結論から言うと全く遅すぎることはありません。むしろ日本国内では早すぎるくらいです。
もし皆さんが現時点で「遅すぎるかも」と感じているなら、皆さんはきっと情報への感度が非常に高く、また行動力もある方です。
「世界中のNFTへの関心」を調べた調査では、欧米が上位にあるのに対し日本はまだまだ関心が薄いと言えます。
ただ覚えておいて頂きたいのは、NFTの取引に使われる仮想通貨は世界中の人が使えるという事です。
つまり、NFTの市場に国境はあまり関係がないということです。
日本の中では先進的かも知れませんが、NFT市場がすでに拡大している海外も含めて見てみると今始めても早すぎることは全くありません。
日本はまだ市場が大きくなる環境整備の段階です。
皆さんが1度は耳にしたことのあるGMO、LINE、SBIがNFTビジネスに参入を発表したのはいずれも2021年、メルカリや楽天も現在は参入を予定している段階です。
これだけのトッププレイヤーが入ってくるという事実からも、今後は日本でもNFTに参入する人が集まっていくことが考えられます。
NFTを始めるなら、まずは仮想通貨の口座が必要です。審査に数日かかるので、口座の準備だけでも済ませておきましょう。
オススメはまずNFTを買ってみること
ここまで読んで「まだ始めるのはちょっと怖いな‥」と思っている方も多いと思います。
でも、実は始めるだけならハードルは全然高くありません。
小額からでもNFTを始めてみる
「NFTを始めてみたいけど、話は難しそうだし何から知ればいいか分からない」
そう思っている方も多いですよね。
どんな目的でNFTを始めたいかは人それぞれですが、NFTを知るためにオススメしたいのはNFTを買ってみることです。
買ってみるからこそ興味が出ますし、買ったからこその人との出会いがあります。
確かに数万円するNFTもありますが、数百円から購入できるNFTもたくさんあります。
まずは1つか2つ、できれば決めた予算内でいくつか買ってみることをオススメします。
今日は「NFTを始めたいけど、最初に何を買ったらいいか分からない」という方にぜひ読んでいただきたい内容です。 マジメ夫とりあえず気になってるけど、値段もバラバラだし迷います[…]
わたし自身、初めはよく分からず見た目が好きなデザインや、話題になっていそうなNFTをとりあえず購入してみました。
購入したNFTがこれから値上がりするのかは全く分かりませんし、たぶん上がっても数百円ではないかと思います。
多分ほとんどは売れないでしょう。
それでもNFTを購入するという経験、出品者とやりとりした経験、自分の手元にNFTがあるという感覚はやはり購入しないと分からないものです。
まずは公式のビットフライヤーのサイトから仮想通貨口座を無料で手に入れて、NFTを始める準備をしてみましょう。
どのNFTを買えばいいか分からない方へオススメ!
それでも、何でもいいから買うのがイヤな方はオススメのNFTが紹介されているところから購入するのも良いかも知れません。
こちらのツイッターアカウント( #NFTJPN )では、審査した上で海外に対して日本のクリエイターのNFTを紹介しています。
有名な方の作品から、まだまだ始めたばかりのクリエイターの作品でリーズナブルな価格の商品まで紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
NFTを買うために必要なこと
では次に、NFTを購入するために何が必要なのか見ていきましょう!
んー‥一個一個は簡単そうだけど、どれくらい時間かかるんだろう‥
NFTの始め方をカンタンに知りたい。 こんなお悩みにお答えします。 不安妻NFTに興味あるけど、何から始めたらいいか分からない… […]
①の仮想通貨取引所に登録するときに本人確認などありますが、10分くらいで終わります。
ただ昔のように記入する書類を取り寄せて記入したり、免許証のコピーを郵送したりする必要はありません。
ビットフライヤーなら登録するのに10分くらい、全てスマホで完結できます。
NFTは未来をどう変えるのか
いかがでしたでしょうか。
今はまだ国内でNFTを触っている人は少ないですし、課題もまだあるのが現実です。
しかし、これからNFTが更にひろまるポテンシャルは感じていただけたのではないかと思います。
現時点ではNFTはデジタルの世界のイメージが強いですが、将来的にはNFTによって現実世界のリアルな流通も変わっていくことが考えられます。
例えば、リアルの世界でのアートや芸術品の所有権の証明をNFT化することによって、これまで限られた人しかニセモノかホンモノか分からなった世界が変わり、誰でもその作品の価値が分かるようになるはずです。
またアーティストにとってNFTは大きなゲームチェンジャーになり得ます。
2次流通での収益が発生する仕組みはアーティストのビジネス自体を大きく変えてしまうほどのインパクトがあります。
また、NFTを使えば、特定のNFTを持つ人だけが参加できるクローズなコミュニティを作ることでファンとの関係構築がし易くなります。
これは逆を考えれば、“NFTを持っていなければ参加できない場所が生まれる”ということでもあります。
「場所」と言えば、メタバース空間やゲームでのNFTの活用も注目されています。
これからはゲームの中やビジネスの場でもさまざまな「場所」や「空間」が登場し、NFT化した土地や不動産を売買したり、そこに人が集まったりすることも可能になるかも知れません。
「NFTって楽しいかも」と少しでも思っていただけた方は、ぜひ一度NFTを触ってみることをお勧めします。まずはこちらから、仮想通貨の口座開設から始めましょう!