洗濯機が壊れた…4人家族で洗濯機を買い換える時、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない!という方は多いのではないでしょうか。
最近の洗濯機には、洗濯機能や乾燥機能だけでなく、予約タイマー機能・スマホ対応機能など、家電屋さんに行くと本当にたくさんの種類が並んでいますよね。
この記事では、4人家族でどんな洗濯機を選べばいいか迷った私が、家電量販店や周りの友人に相談したり調べる中で、それぞれの家庭に合った洗濯機を選ぶポイントを書いています。
- 縦型の洗濯機・ドラム式洗濯機どっちがいいの?
- 4人家族にはどんな機能があったら便利?
- どのくらいの容量が必要?
それぞれの家庭のライフスタイルに合った機能の洗濯機を選ぶことで、毎日の洗濯の負担を減らしましょう!
ちなみにマンションに住む我が家は、4人家族で8kgのPanasonic製の縦型洗濯機を選びました。
後半にその使い心地をお話しますね。設置されている環境はこんな感じです。
縦型の洗濯機・ドラム式洗濯機どっちがいいの?
そもそも洗濯機には、縦型式洗濯機・ドラム式洗濯機・2槽式洗濯機の3種類があります。
まず、それぞれの特徴について見ていきましょう。
縦型式洗濯機 | ドラム式洗濯機 | 2槽式洗濯機 | |
洗浄力 | ◯高い | △やや劣る | ◎非常に高い |
衣服の絡まりやすさ | △絡まりやすい | ◎絡まりにくい | △絡まりやすい |
価格 | ◯安い | △高い | ◎安い |
サイズ(幅) | ◎スリム (マンションも設置可能) | △大きい | △大きい |
節水効果 | △低い | ◎高い | ◯高い |
その他 | フタが上についている (子供が入るリスクなし) | 電気代がかかる フタが側面にあり (子供が入るリスクあり) | 洗濯・すすぎの後に 手動で脱水槽へ 移す必要あり |
オススメの家庭 | 洗浄力と価格重視な家庭 にオススメ | 洗濯から乾燥まで自動で 完了してくれるので 共働きなどの忙しい家庭に オススメ | 汚れをしっかり落としたい 価格重視な家庭へ オススメ |
まずはこれらの特徴を見ると、4人家族にはどの種類の洗濯機が良さそうかイメージしやすくなるかと思います。
どんな機能があったら便利?特徴的な機能を紹介
洗濯機の寿命は約10年と言われています。4人家族だとお子さんもいらっしゃると思いますので、今から10年先のライフスタイルの変化をイメージして、それぞれの家庭にあった機能の洗濯機を選びましょう。
予約タイマー機能付きの洗濯機
通常洗濯にかかる時間は約30〜40分、おいそぎコースを使っても20分はかかります。予約タイマーを使えば、朝起きるタイミングで洗濯が終わるようにセットができるので、回し忘れて間に合わない・・なんてこともなくなる便利な機能です。
洗剤自動投入機能付きの洗濯機
洗濯のたびに、最適な量の洗剤・柔軟剤を自動で投入してくれます。
いちいち考えなくて済むのと、洗濯をたまにしかやらない家族でも洗剤の量を間違えることなく簡単に操作できるようになります。
静音性の高い洗濯機
洗濯の音って結構うるさいですよね。特にマンションにお住まいの場合は、近隣の迷惑にならないようにと、時間を気にして回す方もいると思います。
30~40dBの静音性のある洗濯機を選べば、夜でも音を気にせず利用できるようです。
槽洗浄機能付きの洗濯機
気づけば汚れている洗濯槽・・自動槽洗浄では、すすぎの時洗濯槽を洗浄・除菌できちゃいます。
忙しい人にとっては、洗濯機の汚れを気にしなくて良くなるので、とても便利な機能です。
スマホ対応洗濯機
スマートフォンのアプリを使えば、離れた場所や外出先からでも洗濯の操作ができます。
洗濯物を入れておき、帰宅時間に合わせて、朝起きる時間に合わせて、簡単に洗濯の操作ができて便利です。
インバーターの節水節電機能付きの洗濯機
インバーターが搭載されている場合、モーターの回転速度を調整・制御ができ、最適なパワーだけで運転するため、節水・節電をしてくれます。
また、運転音が静かなので、マンションにお住まいで夜に洗濯をする家庭にオススメです。
AI洗濯機能
その名の通り、洗濯物の量・素材、汚れの状態や洗剤の種類、水温などを複数のセンサーで感知し、その時の洗濯物に応じた洗濯コースを自動で選択してくれます。
とにかく、効率よく洗濯してほしい、手間をかけたくないという方にオススメです。
マンションで洗濯機を選ぶときのポイント
一軒家ならあまり問題にならないのですが、マンションの場合、設置場所のサイズだけでなく搬入ルートのサイズなどいくつか確認が必要です。
購入してからサイズが合わず、泣く泣く返品することのないように、しっかり確認しましょう!
確認すべきポイントをまとめました。
静音性
搬入ルートのサイズ
設置場所のサイズ
ドアの開閉方向(ドラム式の場合)
静音性
マンションの構造にもよりますが、できれば近隣の迷惑にならないよう気をつけたいですよね。
特に、早朝や夜遅くに洗濯機を回す生活をされているなら、静音性に優れた洗濯機を選ぶことをオススメします。
マンションで洗濯の音に気をつけるなら、インバーター搭載の洗濯機がオススメです。
搬入ルートのサイズ
搬入ルートの幅、高さは必ず確認しましょう。
エレベーターや玄関ドア、廊下など搬入時に通るルートは、縦・横・奥行きの長さを洗濯機の寸法プラス10cmの余裕を見積もっておく必要があります。
設置場所のサイズ
縦型の洗濯機の場合は横幅が大きいので、搬入ルートと併せて、設置場所の幅・高さ・奥行きのサイズを確かめておくことが必要です。
設置する場所の防水パン(洗濯機を置く土台のような物)にサイズが合うかかどうかも確認しておいた方がいいですね。
あと、築年数が古い所だと蛇口の位置が低く、高さ1mを超えるドラム式洗濯機が入らないということもあります。蛇口の位置(高さ)も確認しておきましょう。
ドアの開閉方向(ドラム式の場合)
意外と見落としがちですが、ドラム式の洗濯機の場合、ドアが正面についているため、ドアの開閉方向と脱衣所のドアとの相性を確認しておく必要があります。
ご自身の利き手で開けやすい向きかどうかも実際に確認できると、なおいいですね。
その他
エレベーターがない場合は別料金がかかることもあるのでご注意を。
古い洗濯機は、新しい洗濯機と引き換えに引き取ってもらうといいですよ。
水平になるよう設置しないと機能がうまく働かないこともあります、家電量販店の方にセッティングまでお願いしましょう。
4人家族にはどのくらいの容量の洗濯機が必要?
4人家族となると、これも悩ましいですよね。なぜなら子供達が大きくなるにつれ洋服も大きくなり、洗濯量も増えるので・・我が家も最後まで迷いました。
洗濯機の容量は5キロ〜12キロと幅広くあります。
もちろん、容量が大きければ洗濯物の量を気にせず、まとめ洗いや毛布、カーテンなども洗えるようになりますが、容量に対して洗濯が少なすぎると電気代がかさむのでもったいないですよね。
1人が1日に出す洗濯量は、約1.5kgと言われています。
1.5kg×人数だとすると、4人家族で1日約6kgですが、バスタオルやシーツ、毛布などの洗濯も考えると、余裕を持って8〜10kgくらいあると安心ですね。
基本的に、4人家族の洗濯量を考えると8キロ以上の機種が望ましいと言われています。
まめに洗濯するスタイルの家庭や、週末にまとめて洗濯する家庭もあります。1回の洗濯量や、洗濯回数を確認して決めましょう。
ちなみに我が家では、4人家族(子供3,5歳:保育園通い)で8kgの洗濯機を使っていますが、毎日の量はこれくらいです。
ちなみに金曜日の洗濯物が多い日はこんな感じです。
一度に洗濯する洗濯物の量は、洗濯機の容量の7〜8割がいいと言われていますが、すでに8割超えですね。。
余裕を持った容量を選んだつもりでしたが、これ以上量が増えると一回の洗濯に収まらなくなりそうでやや心配です。
だいたいタオルケット2枚とシーツ1枚は一回の洗濯に入れても大丈夫です。
4人家族の洗濯機を選ぶ時のポイント
正直、こんなに機能がたくさんあると選ぶのが大変ですよね。
洗濯機はまず大きく分けると、乾燥機付きか乾燥機なしかに分かれます。
忙しい、大きい洗濯物を干す場所がない、干すのが面倒くさいのなら乾燥機付きのドラム式がいいでしょう。
子育てをしていると、出来るだけ一つ一つの家事の時間は減らしていきたいですよね。
周りの友人にも、乾燥機付き以外は考えられない!という方もいます。
ただ我が家は小さな子どもが2人いる4人家族なので、今のドラム式は安全とは分かっていても、やはり中に入って遊んだりされるのが怖いので選びませんでした。
一方、洗浄力に重点をおき、価格を抑えたい、幅が広くとれない場合には、縦型がオススメです。
あとは容量を決め、予算と比較して、どの機能があったら洗濯が楽になるのか、という目線で見てくと候補が絞られてくると思います。
我が家もそうですが、子育てをしていると買うものは多いので予算もそれなりに限られてきます。
あとは予算や、それぞれの家庭の優先順位で決めていくことになりますね。
4人家族、8kgの縦型洗濯機を2年使用してみて
我が家は共働きなので、ドラム式洗濯機が良かったのですが、子供が小さく(購入当時 1歳&3歳)、安全面の理由(ドラム式に入って遊ぶリスク)から、縦型にしました。
4人家族で8kgの洗濯機で今は問題ない
容量は、8kgで今は支障なく使えています。
しかし先ほどの写真にもあったように、毎日洗濯して、一回の洗濯量がすでに8割超となっているので、今後子供がスポーツを始めたら一回では収まらなそうな気がしています。
今の我が家の一回の洗濯物は、子供2人がそれぞれ3〜4着分の上下セット、大人2人の洋服、バスタオル1枚、フェイスタオル2枚が基本です。
もっと容量の大きいサイズの洗濯機にしておけばよかったとも思いますが、洗濯物を干すスペースも限られているので、洗濯量が増えると今度は干すスペースが足りるのかという問題も出てきますね。
子供が大きくなったらバスタオルの枚数も増えると思うので、洗濯機を大きくするのではなく、タオルの大きさをひとまわり小さくしようかな、なんて考えてます。
洗濯機の静音性
音は気にならず、大変満足しています。
洗濯している音はしていますが不快なほどではないですし、購入前にレビューなどを読んでいた通りでかなり静かではないかと思います。
掃除のしやすさ
私がやっている掃除はとても簡単です。
気になった時に(1〜2週間に1回くらい)、洗濯槽内部についている「糸くずフィルター」と呼ばれる2つのケースを取り外し、中のゴミを捨てています。
いつも、こんなにゴミを取ってくれてありがとう、と思いますね。
あとは、洗濯槽の掃除を年1回くらい、ドラッグストアにある「洗濯槽クリーナー」で掃除しています。つけおきしてから洗濯を回すだけなので簡単です。
さいごに
洗濯機って毎日使う物ですし大型家電なので、外したくないですよね。
どんどん便利な機能のついた洗濯機が新しく出ているので、ぜひ買い替えのタイミングでそれぞれの家庭にあった機能を手にいれて、毎日の洗濯を楽にしましょう!
これから4人家族で洗濯機を買い替えることを検討されているご家庭の、参考になれば嬉しいです。
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