母は強しを実感した話

ワーママの子育て
長男が生後9ヶ月頃
いつもの通り
旦那が仕事へ行った後、
長男の耳から出血しているのを
発見しました。

長男は特に痛がる様子もなく
ニコニコしていたけれど、
肉眼で見ても
どこから出血しているのか判らず。

万が一耳が聞こえない
なんてことになったら大変だ!と思い、
早く病院に連れて行かなきゃ
と、ひとり慌てふためきました。

さて、ここからが問題です。

この頃アメリカに住んでおり、
英語力は、
対面でならなんとかなる
くらいだったので、
電話は全て旦那にお願いしてました。

また、アメリカの病院は
基本アポイント制度です。
事前に予約を取ってから受診するので、
急に行っても受け付けてもらえません。

とは言え小児科は、
当日の連絡でも
空いてる時間帯に受け入れてくれるので、
まずは電話で空き時間を確認し、
予約してから受診する流れになります。

とりあえず旦那に状況をメールするも、
なかなか返事が返ってこない。
居ても立っても居られない私は、
初めて
自分から小児科に電話をかけ、
拙い語彙力で
何とかその日のアポイントをとりました。

電話をする前に
言う内容を紙に書き出し、
とにかく必死でした。

そして、ふたつ目のポイントが
移動手段です。

この日はたまたま、
いつもの車を修理に出しており、
病院へ行くとしたら公共機関
バスに乗って行くしかない状況でした。
(住んでるエリアが都会ではないため、
家の近くにタクシーなんて走っていません。
それに、ひとりでタクシーも怖いです)。

バスに乗ったことはあったけど、
子供を連れて乗った事はなく、
もちろん病院までバスで行くのは
初めてでした。

ベビーカーと大きな荷物バックを持って、
バスの運転手さんから
ベビーカーを畳んでロックかけて、
とか色々言われながら
(当たり前ですね、もちろん英語です)
とにかく病院行って帰るだけで
その日の全エネルギーを
消耗したくらい疲れました。
(抱っこ紐で身軽に行けばよかったと
今では思いますが、
その時は荷物がてんこ盛りでした。)

結局、長男の耳の出血の原因は、
長男が自分の爪で引っ掻いたのが原因で、
聴力には全く問題なかったです。
(なんだー良かった。)

今になって結果を見てみると、
ここまで急いで対応しなくても
よかったじゃん。
と自分でも思いますが、

その時は必死だったので、
とにかく私が早く何とかしないと!
という思いから、
自分でもビックリするような
行動力を発揮したというお話でした。

それからは
電話への抵抗がなくなり、
英語が必要な場面でも
自分からかけられるようになりました。
子供を目の前にすると、
母は強しですね。

コメント